外壁を3回塗る意味と膜厚について

埼玉県を中心に、外壁・屋根塗装から室内リフォームまで、お家のお悩みなら何でも解決する株式会社リフォまるです。

持ち家で困ることといえば家のメンテナンスについてほとんど知識がないこともお悩みの一つかと思います。

どこの業者さんが良いのか、本当にこのメンテナンスで合っているのか…
残念ではあるのですが実際にお客様に知識がなかったことで不適切な工事をされた方もいらっしゃいます。

外壁塗装でも悩むお客様がいらっしゃいます。それは塗りの回数が業者さんによって違うからです。

4回塗りや5回塗りまで、外壁塗装は何回塗るのが良いのでしょうか?

今回は皆さんが外壁塗装を行うときに知っておいた方が良い知識を紹介していきます。

そもそも外壁塗装の意味とは

外壁塗装をしないといけないのか…と気が重いのはとてもよくわかります。
大きなお金が必要となってきますし、必要でないならやりたくないのが皆さんの本音かと思います。

外壁塗装の目的とは何でしょうか?
綺麗に見せたいから?
いえいえ、外壁塗装の一番の目的は「防水」です。

大体の相場ですが外壁塗装には100万円前後がかかります。

100万円というとやはりとても大きな数字ですよね。
ですが外壁塗装、屋根塗装を怠ってしまったがために、シロアリ被害や雨漏り被害でもっと大きな出費が必要になってくるなんてことがあります。

相場はまちまちですが雨漏りがひどい場合を考えると工事費は100万円以上と思って頂いて間違いはありません。

雨漏り工事やシロアリ工事の後に外壁塗装や屋根塗装をするとなるとさらにお金がかかってきます。

それを考えてもやはり外壁塗装や屋根塗装は10年を目安に行うのが理想です。

外壁塗装は何回がいいの?

簡潔に言うと3回塗りが基本です。
ほとんどの材料が塗り回数は3回と指定しています。

これ以上になると塗料自体の効果が発揮されず3回の塗装より高い値段を請求されかねません。
多ければ多いほど良いといったものでもないのでおかしいなと思ったらどこのメーカーの塗料を使うのか、塗りの回数はどれくらいにするのか聞いてみた方が良いかと思います。

しかし、4回塗りや5回塗りだから良くないというのも一概には言えません。
どうしてかというと基本は3回塗りではありますが、外壁のクリア塗料などは2回塗りであったり、石材調仕上げの外壁は4~5回の場合もございます。
タイル外壁だと最大で7回塗ることもありますので、一概に3回とも言い切れないのも事実です。
家の外壁が少し特殊であったりするとそのようなこともありますので、基本は3回で特殊な場合は塗り回数が変わるというのを覚えておいていただけたらと思います。

外壁塗装の手順は?

外壁塗装の手順を下記にまとめました。

①足場の組み立て(仮設工事)
②高圧洗浄
③下地補修
④コーキング(シーリング)補修
⑤養生(マスキング)
⑥下塗り
⑦中塗り
⑧上塗り(仕上げ塗)
⑨確認後完了

順番に説明していきます。

①足場の組み立て(仮設工事)
足場の組み立ては良い工事をするためや職人さんの安全を守るためにも大切な作業です。足場の組み立て費用も外壁塗装に入りますが、単価や面積が適正かどうかを確認してください。

②高圧洗浄
こちらの記事でも書いていますが
※高圧洗浄の意味
外壁塗装のめくれの原因にもなりますのでしっかりと行います。

③下地補修
塗装工事の良し悪しを決める作業です。
見積りの段階でどのような下地補修が必要なのか、予算がどれくらいかかるのかしっかりと説明してもらうようにしてください。
しっかりと行うことが大切です。

④コーキング(シーリング)補修
コーキングとは建築物において、気密性や防水性向上を目的として、部材間の隙間を目地材などで充填することです。
画像の赤枠部分がそれにあたります。

コーキング

新築のお家を買った方や新築で建てられた方は最初はむき出しの状態なので紫外線に直接さらされて劣化していきます。

後でいいかなと思わずに足場代や注文の手間も考えて同じタイミングで打ち直しをすることをお勧めします。

打ちなおして固まったコーキングの上から塗装になりますので新築の時よりも紫外線がブロックされ、長持ちするようになります。

⑤養生(マスキング)
養生は、塗装の時にはみ出たり、塗らない部分を間違えて塗ってしまわないようにする作業です。
塗装をするときに周りを汚さないようにする作業なので近隣の配慮も含めてきちんと行ってくれる業者さんを選ぶとよいかと思います。

⑥下塗り
希望の色を塗る前に必ずしなければならないのが下塗りです。
下塗り塗料は接着剤のように下地(外壁)と塗料の密着性を高めたり上に塗る塗料の浸透(吸い込み)を止める役割があります。

⑦中塗り
下塗りが完了したら中間検査を行います。
ここまでの作業が不十分ではないかなど、あとになってから塗装がすぐにはがれるなどの大きな不具合にもなるのでしっかりと行います。
中塗りの目的は塗装に厚み(塗布量)を確保して上塗り材の補強をすることやなめらかな下地を作るために行います。

⑧上塗り(仕上げ塗)
上塗り(仕上げ塗り)はトップコートとも呼ばれます。
3度塗りの最後に行う仕上げの工程で、塗り残しやローラー、刷毛(はけ)などのあとが残らないように塗っていきます。

⑨確認後完了
養生をはがして塗料のはみ出しや垂れた部分を確認しながら手直しをして、それが終わったら綺麗に清掃を行います。
全て確認した後に足場を解体して完了となります。

膜厚とは

塗装

タイトルの中に膜厚という言葉が入っていますが聞いたことはありますでしょうか?
膜の厚さ。特に、塗料やメッキなどの被膜の厚みのことを膜厚といいます。
塗料の耐久性や隠ぺい性に影響するので塗装が上手に行われたかどうかを判定するときに厚みを測ることがあります。

建築用上塗り塗料の塗装1回あたりの平均膜厚はだいたい30ミクロン(0.03ミリ)前後になります。
これを調べるのに使うのが膜厚計です。

膜厚計とは

膜厚計とは冷蔵庫や自動車等の表面に塗装された塗膜(外壁や屋根に塗った塗料が乾燥して固まって膜状になったもの)の厚さやガス管や水道管のライニング層(何らかのシートを貼り付けた層)の厚さなどの金属の表面に施された被膜の厚さを外側から測る計器です。

膜厚計の測定方法は2種類あります。

①電磁式膜厚計
素地:鉄や鋼などの磁性金属およびフェライト系ステンレスの測定
塗膜:非磁性皮膜・・・測定条件等にもよりますがいかが一般的です。
樹脂塗膜、インキ、磁性の無い金属溶射被膜(アルミや亜鉛)、ラバー、ほうろう、ガラス、亜鉛どぶづけメッキ、硬質クロムメッキなど

②過電流式膜厚計
素地:アルミやオーステナイト系ステンレスなどの非磁性金属
塗膜:絶縁性皮膜・・・測定条件等にもよりますがいかが一般的です。
樹脂塗膜、インキ、アルマイト(陽極酸化被膜)、ラバー、ほうろう、ガラスなど

両方ともコイルと測るものの間隔が近ければ電流の変化は大きく、逆に遠ければ小さくなるという現象を使って測定しています。

皮膜の測定には電磁クレーンや大型トランス、高圧線などの強い磁気・磁界を発生する設備や機器の付近では、正しい測定値を得ることは困難ですのでこれらの設備や機器からの影響を受けないように離れた場所で測定を行います。

上記で膜厚や膜厚計のお話をしましたが、一般的には指定された回数を決められた道具で塗れば厚みは確保されます。
信頼できる業者さんであれば問題はないでしょう。

まとめ

どうして外壁塗装は3回が良いのか、膜厚というものがうまくできている基準になるということを今回はお話させていただきました。
以前書かせていただきました、「高圧洗浄の意味」の方と合わせてお読みいただけたら大体基本の知識になるかと思います。
初めての塗装はもちろんのこと、久しぶりに塗装をされる方も是非参考にされてください!
皆様のお役に立てましたら幸いです。

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