コラム
- 2021.02.02
- 外壁塗装のDIYは可能なのか?
埼玉県を中心に、外壁・屋根塗装から室内リフォームまで、お家のお悩みなら何でも解決する株式会社リフォまるです。
昨今のDIYブームの影響もあり、自宅の外壁塗装を自分でやってみようと思われる方も多いかと思います。外壁塗装に必要な道具や工程にはどのようなものがあるのでしょうか?
今回は外壁塗装のDIYについて、プロの視点からお伝えします。
外壁塗装の道具、DIYとプロでは何が違う?
ハケやローラー塗料など、外壁塗装のDIYに必要な道具の一式は、ホームセンターや通販で簡単に手に入れることができます。購入予算は15万円〜20万円ほどです。
実はホームセンターなどで手に入る塗料と、塗装業者のプロが使う塗料では、品質が異なります。塗装業者ではメーカーから直接購入した業務用の専用塗料を使用しています。ホームセンターなどで流通している塗料は、一般向けに安く提供するために、プロ用と比べると性能は高くありません。
外壁塗装のDIYに必要な工程とは?
外壁塗装をDIYする際の工程は大きく分けて、高圧洗浄、下塗り、中塗り、上塗りの4つです。これは女性のお化粧をイメージしていただくとわかりやすいと思います。
まずはしっかりと洗浄し、外壁表面の埃や苔を落とし切ります。次に、塗料の密着性を高めるための下塗りを行います。続いて中塗り、上塗りを行って仕上げます。
外壁塗装をDIYするときに気をつけたいこと
外壁塗装では、何の塗料をどのような順番で塗ったかが後々重要になります。適切な順を追って塗っていなければ、次回は業者に頼みたいとなったとき、余計な工程が発生して費用がかさんでしまうことがあります。
例えば水性塗料の上に溶剤塗料を塗ってしまうと溶けてしまうのですが、DIYの場合は使った塗料の種類や工程を自分で把握していないことが多いため、余計なトラブルにつながることがあります。塗料の種類や順番は正確に把握しておきましょう。
外壁塗装のDIY、難易度の高いポイントは?
実は外壁塗装で最も難易度が高いのは、塗りよりも「養生」です。養生とは塗る部分以外の場所を隠す工程です。養生は少しの隙間もないように行わないと、仕上がりに差が出たり、目に塗料が入るなどの事故にもつながります。養生作業には膨大な手間がかかり、長年の経験が問われます。
外壁塗装の仕上がり、DIYとプロの違いは?
外壁塗装をDIYした方からは「仕上がりの色がイメージと違った」という声をよく聞きます。塗料缶の表面に印刷されている色と、壁に塗ったときに遠目から見た色とでは、イメージが大きく異なります。これは面積効果といって、同じ色でもその面積の大きさによって、異なった色に見えるためです。
一般の方は塗料の扱いに慣れていないため、この効果を知りません。せっかく苦労して塗ったのに、イメージ通りの色にならなければがっかりしてしまいますよね。塗料や色の性質を理解したプロの職人であれば、お客様が思い描いたとおりの色を実現できます。
まとめ
外壁塗装は10年に1度のイベントですから、DIYがお好きなら自分でやってみたいという方も多いのではないでしょうか。
しかしDIYでは休日にしか作業できないため、業者なら2週間で終わる工程にも3ヶ月ほどかかります。また、広範囲の外壁塗装をはしごに乗って行うことは、事故の可能性が高くとても危険です。かかる期間や危険性、仕上がりの面から考えると、DIYよりもプロの業者に依頼した方がお得と言えるかもしれません。
リフォまるでは外壁塗装のDIYをしてみたいというお客様に、材料の提供や足場工事のサポートも行っています。ご主人を職人がサポートしながらDIYを楽しんでいただいた事例もありますので、お気軽にご相談ください。
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