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コラム

  • 2021.08.10
  • サッシ周り・出窓からの雨漏りの原因はシーリングの劣化にあり!

埼玉県を中心に、外壁・屋根塗装から室内リフォームまで、お家のお悩みなら何でも解決する株式会社リフォまるです。

毎年、梅雨〜台風の時期にかけて雨漏りのご相談を多くいただきます。

戸建ての雨漏り箇所として特に多いのが、サッシ周りや出窓の天井部分です。

今回は

・なぜサッシ周りや出窓の天井が雨漏りするのか
・どのような補修を行う必要があり、費用はどれくらいかかるのか

をお伝えします。

 

戸建ての雨漏りの原因の多くは”サッシ周り”に原因がある

建物は日々雨風などの影響を強く受けているため、年月が経つにつれて劣化が進んでいきます。
雨漏りの原因箇所は屋根やベランダ、外壁のなど様々ありますが、
多くの雨漏りはサッシ周りから発生しているケースが多いのです。
サッシ周りの雨漏りの原因は、シーリングが劣化しそこから雨水が入り込んでいることが一般的です。
シーリングとは、画像の枠で囲ってある場所を指し、外壁とサッシの隙間や外壁ボード間の繋ぎ目に補填する材料のことです。

 

サッシ周りの雨漏りの原因1 シーリングの劣化

窓の周りのシーリングが切れてしまっていることが、原因としては1番多いです。

シーリングが劣化してしまう原因としては大きく3つあります。

シーリングの劣化原因-剥離

シーリングと外壁の間に隙間ができてしまっている状態です。プライマーの塗り忘れ、塗りムラ、外壁の動きにシーリングの接着強度が耐えられない場合に発生します。

シーリングの劣化原因-ひび割れ

その名の通り、線のように亀裂が入ってしまっている状態で、シーリング材の劣化や寿命が原因です。シーリング材は長期的に紫外線にさらされてしまうと、弾力を失って劣化してしまいます。

シーリングの劣化原因-欠落

下塗りの1つであるプライマーの不足や、シーリング剤の選定ミスが原因で、シーリング材が取れてしまうことがあります。弾力性がなくなってしまっている状態なので、早急な対処が必要です。

窓周りのシーリングだけが原因ではなく、サッシ上部のシーリングが切れてしまい、中に回り込むことで、結果として雨漏りを引き起こしてしまうこともあります。

シーリングが切れると即雨漏りする?

シーリングが切れて水が入り込むからといって、すぐに雨漏りするわけではありません。

サッシを設置する際に取り付けるパッキンが劣化したり、地震によって窓枠自体が歪んでしまうことで、壁とサッシの間に隙間が生じてしまいます。生じた劣化部分から水が入り込んでしまうことで、建物内部に水が侵入してしまい、雨漏りを引き起こすのです。

 

サッシ周りの雨漏りの原因2 出窓の天井部分

出窓とは、外壁から張り出した窓のことで、内装がとても雰囲気が出ておしゃれです。
出窓には台形に張り出しているものや、三角形のものなどいくつかの形があります。
1面の窓よりも日光が差し込みやすくなるため、部屋が明るくなったり部屋が広く感じるので内装にこだわりの強い方に人気です。
一方で出窓のガラス面は結露が発生しやすく、出窓付近の建築材が腐食しやすいデメリットもあります。
建築材が腐食すると雨水の通り道となってしまい、出窓の天井にシミができているというご相談はとても多いのです。

また、出窓の天井部分からの雨漏りも多く見られます。
以下の写真は出窓の天井から雨漏りしていたケースです。

出窓上部の外周部分にも建築時にシーリングを打ち込んでいます。
サッシ周り同様に、出窓の天井部のシーリングが劣化することで雨漏りしているケースも多く見られます。

写真は出窓の天井部分ですが、シーリングにひびが入ってしまっています。
さらに劣化が進みひどくなってしまうと、この隙間から雨水が入り込みます。

こちらの画像は出窓の天井から雨漏りしているケースです。

シーリングから入り込んだ雨水が溜まり、天井部分の木材が腐ってしまっています。
出窓は内装をおしゃれにしてくれる一方で、メンテナンスに気をつけない雨漏りの原因となりやすい箇所でもあるのです。

 

サッシ周り・出窓天井部の雨漏りは部分補修で解決できる?

先ほどご紹介したサッシ周りや出窓の天井部で発生している雨漏りは、そのサッシや周りのシーリングに原因があることがほとんどなので、部分補修で対応が可能です。
ご自身で雨漏り補修を行われる方もいらっしゃるのですが、誤った材質のシーリングを打ってしまうと塗装を行うことができず紫外線による劣化も激しくなってしまうためオススメはできません。

 

不具合を放置することの影響

窓周りで雨漏りが発生した場合、まずは建築を依頼した会社(主にハウスメーカーや工務店になると思います)に相談しましょう。中には保証内で対応してくれるケースもあるので1度連絡してみることをおすすめします。費用がかかる場合は、まず見積もりをとってもらいます。
あまりにも費用が高いと感じた場合や、他の箇所を含めて提案され補修費用が高額になってしまう場合は弊社のように、窓周りのみの部分補修を行なっている外装リフォーム専門会社に連絡しましょう。

状況や症状に合わせて、早急・柔軟に対応いたします。

 

サッシ周り、出窓の部分補修工事の流れ

状況に合わせて全体補修を行う必要がなく、部分補修で対応できることも多くあります。
時間や費用もコンパクトに収まることが多いので、最適な工事方法を知っておきましょう。

目視調査・散水調査

先ずは、雨漏りの状況(どれくらいの雨でどのような雨漏りの仕方をしているのか)を伺った上で目視調査を行います。
その上で散水調査を行い窓周り(サッシ周りのシーリング、出窓の天井)に問題があるのか、屋根などの上からつたっているのか特定します。
サッシ周りに原因がある場合は、部分補修のお見積もりをご提出します。

サッシ周りの補修工事

サッシ周りは基本的にシーリングを打ち直す補修が多いです。
雨漏りを引き起こしているサッシが1箇所の場合は、1〜2時間ほどで完了します。

 

出窓の補修工事

出窓の天井部分も、シーリングを打ち直す補修が多いです。
こちらも、雨漏りを引き起こしているサッシが1箇所の場合は、1〜2時間ほどで工事が終わります。

まずは、どこに原因があるのか、何箇所あるのかを突き止めて、その上で最適な工事や対応をしてもらいましょう。

 

部分補修と全面補修どちらが良い?

仮に、サッシ周りが雨漏りをしていたとして、リフォーム業者の場合、怪しいと思われる箇所の補修も同時に進めてくるので、補修費用は数十万円単位になりがちです。
リフォまるのワンポイント補修プランであれば、雨漏りの原因箇所のみを補修するので、費用も最低限にとどめることが可能です。

 

サッシ周りの雨漏り対策部分と、対策部分費用補修

弊社の場合は1箇所からの部分補修に対応しております。

『ここだけピンポイントで直したい』というご相談も大歓迎です。

まずは1度ご相談・ご連絡ください。

 

 

サッシ周り・出窓天井のシーリング打ち直し 9,000円〜
外壁ひび割れの補修 3,000円/1箇所

 

シーリング工事で知っておくと安心な3つポイント

1、シーリング材の有効期限

シーリング材は有効期限があります。現場の人間が知らないことはないと思いますので、シーリング材は期限内のものを使っていただけるかどうかを、確認だけでもしておくと良いです。

 

2、雨天の工事は避ける

『多少の小雨なら工事できないの?』と思う方もいらっしゃると思いますが、無理に工事を進めると材料の性能が低下してしまいます。
工事が早く終わるに越したことはありませんが、雨の日は注意が必要です。

 

3、工事の実績

シーリング材の充填は手順だけ見れば簡単なように感じますが、各施工箇所に合わせて現場に適したシーリング材や器具を選び、確実に丁寧に作業しなければいけない作業です。
雑な工事になってしまうと、後々ひび割れや雨漏りなどの不具合につながる恐れも。
実績があるかどうかは大きなポイントになりますので、安心して任せられる業者として選ぶ際の基準として、覚えておいてください。

サッシ周りはシーリングが原因の雨漏りが多く、部分補修で解決できることも多いです。
『業者に相談したら、思わぬ出費を強いられた…』などの予期せぬトラブルを避けたい方や、まずは現状で問題が発生している箇所だけ直したいお客様には、部分補修で費用を抑えた対応がおすすめです。

 

お客様のご要望を最優先でご提案します。

リフォーム会社の本音を正直にいえば、”建物全体のメンテナンス補修”をご依頼頂けた方が嬉しいことは間違いありません。
ただ、全体的な補修が必要なほど傷みが激しいお宅がある一方で、今すぐ補修が必要ない場合でも「先々やらなくてはいけないですから」と全体補修を行ってしまっているお客様も多数いらっしゃるのがこの業界の現状です。

リフォまるでは、「必要なタイミングでのメンテナンスを適正価格で」をモットーとしております。

お客様の目線に立てば家の寿命をコストを抑えながら少しでも長く保たせたいというのが求めることでしょう。
お客様が求めることを叶えるために、補修が必要な部分のみのご提案=つまり部分補修を積極的に提案しているのです。

常にお客様の目線に立ったご提案、そして正確で丁寧な仕事を行うことが、お客様にご支持頂ける唯一正しい方法だと信じております。
お陰様で、一度ご依頼いただいたお客様とは末長くお付き合いいただけており、また皆様から多くのご紹介を頂くため無駄な広告費を掛けずに済むという良いサイクルが生まれております。

今回ご案内したサッシ周り・出窓部分の雨漏りについても多数の補修実績がございます。
雨漏り調査から工事まで社内で一貫して対応しておりますので是非ご相談ください。

サッシ周り・出窓の調査を特別価格で行います。

通常、散水調査は2人体制(2~3時間)で4万円頂いておりますが、
本記事をご覧の方に限り散水調査を2万円(税別)で行わせて頂きます。
※原因が特定できた場合の補修工事をご依頼頂けるお客様に限ります。

さらに追加特典として、
雨漏り箇所が特定でき、補修工事をご依頼頂いたお客様には、
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