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コラム

  • 2022.12.14
  • ウッドデッキを設置するために知っておくこと

埼玉県を中心に、外壁・屋根塗装から室内リフォームまで、お家のお悩みなら何でも解決する株式会社リフォまるです。
庭にウッドデッキを設置するお家はコロナでも増えたのではないでしょうか。

ウッドデッキがあればお庭でちょっとしたピクニックや、日光浴、外の空気を感じながらの読書等、自分の理想が叶います。
ウッドデッキは天然の木でできたものの方が見栄えが良い気がしますし、天然の木の方が良いといわれる方も多いですが、注意するべきこと、考えておかないといけないことがありますので一緒に見ていけたらと思います。

ウッドデッキの種類

ウッドデッキには大きく分けると人工木と天然木の2種類のものがあります。
天然木の方が良い響きではありますが、人工木も見た目も優れているものが多いので、順番に説明していきます。

人工木のウッドデッキ

これは樹脂でできた素材です。人工的なイメージではありますが、落ち着いた色味のものも多く、木のように見えるものもありますのでご自身でご納得されるものがあればと思います。
人工木のメリットとしては耐久性に優れており、シロアリ被害を心配しなくてもよいのもメリットです。
デメリットとしては夏場の直射日光で表面が高熱になってしまうことです。また、天然木に比べると価格が高くなっています。

天然木のウッドデッキ

天然のウッドデッキは見た目も北欧的で、優しいイメージがあるかと思います。
天然木のウッドデッキには2種類の種類がありますので、以下をご覧ください。

ハードウッド

代表的な種類:イペ/サウプエス/ウリン/イタウバ等
特徴:高い耐久性と無塗装でも長持ちです。

ソフトウッド

代表的な種類:レッドウッド/ウエスタンレッドシダー等
特徴:柔らかくて加工がしやすい。DIYでも扱いやすいです。

このような特徴と種類があります。

天然の木でできたウッドデッキは北欧的で見た目だけで選ぶのならよいかもしれませんが、ウッドデッキは腐食に弱いという欠点があります。
ウッドデッキは屋外に設置されるものなので、雨、風、太陽の光や雪にさらされてしまうことから、痛みや老朽化が室内より早く進行してしまいます。
また、木は腐食するとシロアリ被害にあってしまいます。
天然木でウッドデッキを作るときは、しっかりと防虫・防腐剤を塗って定期的にメンテナンスをする必要が出てきます。

ウッドデッキのメンテナンスについて

人工木のウッドデッキのメンテナンス

人工木のウッドデッキは寿命としては20年以上と言われており、その間のメンテナンスは行わなくても大丈夫です。
色落ちが無いわけではありませんが、腐りの心配もいらないので、防腐剤の塗装も必要ありません。
ただし使用しているとほこりやなどの汚れや、カビなどの発生してしまうため、簡単なお手入れを定期的にしていただければ長く美しい状態でご使用いただけます。

天然木のウッドデッキのメンテナンス

メンテナンスは天然の木だと2~3年に1度ですが、設置の状況によってもメンテナンスの頻度は変わりますので設置してくれた業者に聞いてメンテナンス頻度を把握しておくとよいでしょう。
ネットでも検索したら出てくるように、メンテナンスはご自分でも行っていただけますが、腐ってきてしまったらきちんと業者に話して対処をしてもらいましょう。
交換もしくは別の方法で対処が必要になります。
また天然木の種類によってもメンテナンスのしやすいものとそうでないものがありますのでメンテナンスをすることまで考えてお勧めの天然木を紹介いたします。

ウエスタンレッドシダー

耐久性、加工性、メンテナンスのしやすさ等考えるととても優秀なのがウエスタンレッドシダーです。
杉ではなくヒノキの部類に入る木材で大きな特徴が加工のしやすさです。DIYなどをする方はよく見かける種類の木材かと思います。
木材は基本的に収縮するものですが、この木材は収縮率が少なく、ゆがみや反りなどの変化も少ないです。
また、メンテナンス面でも4~5年に1回保護剤を塗装する必要がありますが、防虫効果も高いので、ウッドデッキの採用率が高い木材です。

イタウバ

イタウバとはハードウッドなので、ウッドデッキにとても適した素材です。
油分が多く、見た目にもしっとりしており、ささくれも出にくいです。(ささくれが全くでないわけではありません)
幼稚園の校舎等に使われることが多い品種ですが、優しい肌触りなのでお子さんのいるご家庭にはお勧めができるかと思います。
イタウバ自体の屋外での耐久年数は塗装と防腐処理なしで15年以上と言われています。ソフトウッドの場合は定期的に塗装や防腐処理が必要になりますが、それがないことは大きなメリットといえます。
いずれは腐食してしまうのは仕方のないところではありますが、15年以上はメンテナンスなしに安心して使うことができますので、お勧めです。

ウッドデッキは用途によって木材の種類を選ぼう

子どもがいる場合はささくれが出てくる天然目はどうなのか、人工木は太陽の光で熱くなるので危ないのではという観点で選ぶこともできるかと思います。
洗濯物を干せるスペースとして考えると人工木が良いかもしれません。これは天然木だと木の油分が洗濯物が落ちた際にしみ込んで、色がついてしまうことがあるからです。
上記のように考えていくと、ご自宅に合ったウッドデッキの木材が自然と決まっていくかもしれません。もちろん、見た目の美しさにこだわりたいというご意見や、メンテナンスフリーが良いので人工木のウッドデッキがいいというのもあるかと思いますので、ライフスタイルに合わせて決めていけたらよいですね!

まとめ

今回はよく見かけるようになったウッドデッキについての記事を書きました。
ウッドデッキは素材の特性をよく知ってご家族の生活様式に合わせて設置していくようにしましょう。
ウッドデッキ自体の設置や撤去なども弊社で承れますので、ご相談がありましたらお気軽にご連絡いただけたらと思います。

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