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コラム

  • 2023.01.24
  • 外壁塗装時ペットへの健康被害は?工事中に居ても平気?

埼玉県を中心に、外壁・屋根塗装から室内リフォームまで、お家のお悩みなら何でも解決する株式会社リフォまるです。

外壁塗装の際に臭いや健康被害を気にされる方も多いかと思います。
ペットを飼っていらっしゃる方は、ペットの健康被害も気になるところかと思います。
今回は外壁塗装において、ペットがいらっしゃるご家庭で気を付けるべきところを紹介いたします。

ペットがいても外壁塗装はできるのか

結論から言うとペットがいても外壁塗装はできます。
しかし、ペットたちの体に異変が起きることもあり得ますので、ペットの体調に配慮しながら外壁塗装も進めていかなければいけません。
具体的に気を付けなければならないことは

・塗料の臭い
・工事の音
・業者の出入り

上記のようなことに気を付けてあげる必要があります。
大まかではありますが、詳しく見てみましょう。

塗料の臭い

シンナー臭などの臭いが強いものはペットに影響を与えてしまいます。
一昔前までは、シンナー臭が強いものが多かったので、嗅覚の鋭い犬や猫などのペットには悪影響がありました。
影響の主な症状としては、【不機嫌な感じで吠える】【酔っぱらった雰囲気になる】【食欲がなくなる】【皮膚の炎症が起こる】などがあります。
これらの症状が出る理由として、塗料の溶剤の中に入っている、揮発性有機化合物(VOC)に含まれる芳香族炭化水素の影響が大きいといわれています。
また、このVOCですが、光化学オキシダントやSPM、PM2.5の大気汚染物質の原因の1つになりますので、揮発性有機化合物(以下VOC)濃度が低い塗料を選ぶことが大切です。

対策

近年の外壁塗装は、水性塗料が主流になっておりますが、建物の劣化具合や種類によっては水性塗料でないものが使用される可能性もありますので、ペットの配慮したものを使いたい旨を業者に相談してみましょう。
水性塗料が使われない場合は、油性塗料が使われます。油性塗料は臭いがしますが、長持ちする傾向がありますので、メリットデメリットを知ってから使用するかご検討してみて下さい。
それぞれの塗料のメリットデメリットは以下になります。

油性塗料

メリット

長持ちする傾向がある
艶の維持がしやすい
汚れが付きにくい

デメリット

臭いが強い
価格がやや高め

水性塗料

メリット

臭いが少ない
価格が少し安め
害が少ないのでおいておいても危険が少ない

デメリット

油性より寿命が少し短い
塗装できない下地がある
鉄部に使えない水性塗料が多い
低温で塗ることができない
艶が落ちやすい
雨が多いと塗りづらい

上記見る限りだと油性塗料の方が良いようですが、油性塗料並みの強さの水性塗料も出てきていますので、施工される業者さんに相談してみるのが一番です。
施工の状況、塗装後の経過など、ベテランの業者でしたらきちんと教えてくれるかと思いますので、直接伺ってみましょう。

工事の音

外壁塗装の際は足場と呼ばれる職人さんが上り下りする鉄の柱が組まれます。
この足場の設置時と解体時に大きな音がします。
また、最初に行う高圧洗浄も水が壁に当たる音が室内に聞こえるため、大きな音と感じるかと思います。
工事の際の外壁塗装以外にも、下地の補修や、職人さん同士の話し声など不快に感じる方も多いかと思います。
聴覚が優れている種類のペットにとっては、ストレスになることもあるかと思うので、対策を検討されてください。

対策

工事の音自体の対策としては、その時間を把握してその時間は外に連れ出してあげる、音が出る工事がある日のみ預けるなどの対策が考えられます。
工事の音はどうしても避けられませんので、業者と連絡を取り合って、音が出る施工の日は把握しておくようにしましょう。
また、職人さん同士の話声が気になってしまう場合もあるかと思います。これははっきりと施工会社に伝えましょう。ご連絡いただけるとすぐに対応してくれる業者がほとんどです。

業者の出入り

業者の出入りで、家の周りに人の気配があると感じてそわそわしてしまう子もいるかと思います。
飼い主さんがそばにいることで落ち着く子もいるかと思いますが、そうでない子の場合は吠え続けてしまうこともあります。
吠え続けてしまうとご近所迷惑となって作業を止めざるを得なくなり、場合によっては、その日の作業は中止しなければならなくなる可能性も出てきます。

対策

業者の出入りに関しては、音も人の気配も消すことはできません。
対策という対策はありませんが、ペット用ホテルを利用する、どこかに預けるなどが主な対策となります。
人の手で行う作業ですので、どうしても敏感な子はその場にいないように対策してあげるのが良いかと思います。

その他の対策として

外壁塗装中は窓の開け閉めができなくなります。そのため、換気のために窓を開けることを想定して養生をしてもらいましょう。
外壁塗装の最中は人間にとっても犬にとってもよい環境とは言えません。家の中のペット自体の臭いも気になってしまうこともありますので、換気ができるように対策しておくことは、とても大切です。

工事に入る前に塗装業者に、定期的に換気がしたいことを伝えることで、スムーズに換気も行えるようになります。
工事中に窓を開ける際にはいつ・どのタイミングで窓を開けたらよいのか聞いてみましょう。換気をすることで気分転換にもなりますので、業者さんときちんと相談してみましょう。

まとめ

家族同然のペットですので、外壁塗装の際に気を付けてあげたいと思うのは当然です。
施工をを行う際には、最初に業者に相談することでスムーズに外壁塗装を終えることができます。
弊社では女性のスタッフも在籍していますので、ペットのことで心配なことがあるという方も是非お気軽にご相談ください。

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