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コラム

  • 2023.06.27
  • 工場改修・補修のタイミング

埼玉県を中心に、外壁・屋根塗装から室内リフォームまで、お家のお悩みなら何でもまるっと解決する株式会社リフォまるです。
弊社ではアパートや戸建てのリフォーム工事に加えて、工場や倉庫の改修工事も行っております。
今回は工場や倉庫の改修工事のタイミングや、改修方法について解説していきます。

工場の改修・補修を行う目的とは

工場の改修工事を行う目的の多くは、安全で安定した製品の生産を行うためのものです。工場に欠陥、破損などが生じたまま操業を続けていると、生産する製品のクオリティーを保てなくなってしまうリスクがあります。
定期的に工場の点検を行い、適切かつ計画的に改修・補修を行えば生産の減少を最小限に抑えつつ、建て替えるコストを削減することも可能です。
計画的な改修・補修によって製品の安定した供給、利益向上を計ることも可能です。

工場改修の最適なタイミングとは?

工場は意識しなければ小さな傷みが見逃されてしまう可能性もあります。早い段階で必要な部分を補修しておけば、大規模な改修を行う必要がなくなる事もあります。
工事の施工時期を判断するポイントを確認しましょう。

耐用年数

改修工事のタイミングについては明確な決まりはありませんが、耐用年数を過ぎている場合は改修工事を検討が必要と言えます。
工場や倉庫の法定耐用年数は、木造が15年、レンガ造や石造、ブロック造は34年、鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造は38年です。
その他にも各設備の耐用年数の目安は
・屋根材 15~20年
・外壁塗装 10~15年
・鉄部の塗装 4~5年
・屋外の防水加工 10~15年
上記の耐用年数は使用されている建材や塗料、環境によっても大きく左右されるため、あくまでも目安の一つと考えてください。

劣化の状態を考慮する

雨が強く降ると雨漏りがする

雨漏りの発生は、外壁や内壁に傷みが起き、建物の劣化がかなり進んでいることを意味します。この状態で放置してしまうと、改修工事を必要とする範囲が広がり、工事期間が長くなったり費用がかさむ可能性も高まります。
そのため、早めの改修工事をおすすめします。

外壁のヒビが目立ってきた

外壁のヒビ『クラック』も建物の劣化のサインのひとつです。クラックを放置すると、雨漏りやシロアリの発生、外壁材の下地や木部の腐食が起こります。建物の耐久性の低下にも繋がるので、早めに対処しなければ大規模な改修工事が必要となる可能性があります。

長期間メンテナンスを怠っている

法律上、工場の耐用年数は構造の違いによっても異なりますが、15年~38年と幅があります。 しかしこれはあくまでも法定提要年数であり、それぞれの年数に達する前に修繕や改修が必要になるケースは珍しくありません。 外壁や屋根で使用されている塗料も、耐用年数が過ぎると防水効果などが低下するため、再度塗装が必要となります。

工場や倉庫の中が外気の影響を著しく受ける

建物内の暑さ寒さを少しでも抑えるためには、空調設備の整備や遮熱塗料を使った再塗装などが有効です。また、断熱材を使った対策や遮熱工事なども効果的です。
遮熱対策を適切に実施した工場、倉庫では空調効率が上がるため、エアコンの稼働率が下がり、光熱費を抑えることもできます。

内装改修・補修のポイント

内装については、主に汚れ、建具の傷、床の割れやヒビなどの修繕が中心となります。特に床の割れやヒビは、ひどくなると作業中につまづいてケガをするリスクが高まります。その他、お手洗いや空調設備の改修なども従業員のモチベーション、作業効率、定着率のアップに繋がる部分ですので、定期的なメンテナンスがおすすめです。

基礎修繕のポイント

柱・床・梁・基礎・階段などの補修は、柱や床に割れやヒビがないか、床や基礎に歪みはないか、梁がたわんでいないか、鉄骨部分に錆が発生していないかなどを定期的にチェックします。劣化が進む前に補修を行うことで、建物の耐震性や耐久性を保つことができます。

操業しながらの改修工事やメンテナンスはできる?

ここまで耐用年数を過ぎてしまっている場合や、劣化の症状がみられる場合は早めの対応が必要と紹介してきましたが、修理はしたいが工場のラインを止めることができないという工場や倉庫も多いのではないでしょうか。
豊富な経験と知識を持ったスタッフが在籍するリフォまるなら、操業に合わせた工事の提案が行えます。また、一般的に行われる施工方法にとらわれない提案も行っておりますので、できる限りコストを抑えたいと言ったご要望にもお応えできます。 

まとめ

今回は工場の改修のタイミングについてご紹介しました。
定期的に適切な改修・補修を行うことによって工場や倉庫の寿命を延ばすことができます。また、従業員が働きやすい環境を整えることで、業務の生産性や企業イメージの向上にも繋がります。
リフォまるでは、『工場のラインを止めたくない』『費用をできるだけ抑えたい』と言ったご要望にもできる限り対応できるよう、一般的に行われる施工方法にこだわらない提案が可能です。小規模な修繕から大規模な工事まであらゆる規模の工事に対応しておりますので、工場に関するお困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。

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